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屋根のカバー工法は、葺き替えよりも費用が安く、工期も短いので最近人気な屋根工事です。

しかし、屋根の知識があまりない業者がよく考えずに提案することも少なくないんです！

カバー工法は、屋根の状態によっては無駄な工事になりかねません。。

今回は屋根カバー工法の失敗例をご紹介し、それを踏まえた失敗しないためのポイントをお伝えします。

 

屋根カバー工法の失敗例

屋根カバー工法は、工期と費用を抑えて屋根材を新しく設置できる工事です！

しかし、他の屋根工事で起こらないような失敗もあるのが事実です。。。

屋根カバー工法で失敗してしまった事例を知って、失敗を防げるようにしましょう。

 

下地が傷んでいるのに施工してしまった

カバー工法は、既存屋根の上に新しく防水シートと屋根材を重ねる工事です。

屋根の構造は野地板→防水シート→屋根材となっていますが、

すでに雨漏りしている屋根の場合、野地板が傷んでいるので葺き替え工事を行います。

カバー工法を行ったら最悪の場合、すぐに屋根材が剥がれる可能性があるからです！

屋根の知識がない業者で、下地の確認をしっかり行わずにカバー工法を勧める悪徳な業者も存在します！

すでに雨漏りしている方や下地の劣化が心配な方は注意してくださいね。

 

耐震に不安があるのに施工した

屋根のカバー工法は既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるので、重量が重くなります。

屋根は重くなるほど耐震性が低下してしまいます。

普通にカバー工法を行う分には耐震性に問題が出るほど重くならないので心配ありませんが、

古いお家で耐震性に関して心配な方は、カバー工法を行えるのか業者に相談してみましょう。

 

既にカバー工法を行ったことがある

カバー工法をした屋根に不具合が起こってしまった場合は、葺き替え工事を行います！

1度でもカバー工法を行なった屋根に、またカバー工法することは出来ません。

 

屋根カバー工法で失敗しないポイント

上記の失敗例を踏まえて、、、

屋根のカバー工法で失敗しないためには、屋根の状態に合わせた工事を行うことです。

• 既存下地の状態を把握する
• 耐震性には問題がないのか
• カバー工法をすでに行なっていないか